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 特定非営利活動法人 よしたー山古志
 
設立趣意書

 

特定非営利活動法人 よした-山古志 設立趣旨書

1.設立趣旨

 2004年10月23日に発生した新潟県中越地震により長岡市の山古志及びその周辺地域は多大な被害を受けました。特に旧山古志村は全村避難を余儀なくされ、2年が経過してもなお避難指示が継続している地域もあります。

 その間、住民は仮設住宅での生活を強いられ、復興も思うに任せぬ状態でありましたが、全国各地の多くの方々から多大なご支援を頂き、希望をもって過ごすことが出来ました。官民を上げての復旧工事の結果、道路、電気、水道といったライフラインの復旧にようやく目処が立ち、また、行政機関、学校、福祉施設なども再開されました。現在避難指示が続く地域も来年には全て帰村できる見通しとなりました。

 住民は「帰ろう山古志へ」のスローガンのもと帰村への努力をしてきましたが、地震による家屋の喪失や田畑の崩壊で多くの住民が地域に戻れなくなりました。そのため、地震前から進行していた地域産業の衰退、高齢化の進展、若者の流出、少子化等に伴うコミュニティ機能の低下といった問題も一層深刻になると予想されます。

私たち「よしたー山古志」は地域住民と地域を離れた住民、そして地域外の支援者が協力し、住民生活を支援するとともにこれまで以上に魅力あふれる山古志を創る活動をNPO法人として行うため設立しました。

2.設立経緯

 山古志は上越新幹線長岡駅から車でわずか三十分足らずの位置にありながら、起伏の激しい地形と冬の豪雪のため、かつては『陸の孤島』と呼ばれもしました。『孤島』であったがために、この地域には独特の文化が生まれ、育まれることにもなりました。 耕して天に至る棚田、伝統の牛の角突き、昔語り、そして泳ぐ宝石・錦鯉の創作、ツルハシで堀りぬいた日本一の手掘りトンネル・・・しかし、過疎化と高齢化により、こうした資源が失われ、地域の住民だけでは維持が難しくなっていました。

 私たちはこれらの資源を活かした「村おこし」活動に25年前から取り組んできましたが、近年は停滞しておりました。平成17年3月に長岡市との合併が決まったことを機にNPO法人化を図り、活動を再開する予定でした。中越地震の発生によりその必要性と緊急性は更に高まっていると考えています。

 地震報道のなかで山古志の地名とこの独自の文化は全国に知られるところとなりました。 また、全国から多くのボランティアや各種団体の皆様からご支援を頂き、新たに応援団なども組織していただきました。私たちは地域住民及び地域を離れた住民を組織し、外部の方々と共にNPOの特徴を活かし、行政や民間企業では難しい次の活動を柱とします。

1 地域住民の生活支援
2 美しい景観の再生、創造、地域文化の継承と発展を促する事業または活動の支援
3 特産品の開発やブランド化など地域経済を活性化するための事業及び活動の支援
4 ボランティア、応援団、各種団体など外部の支援者との連携
5 主にインターネットを活用した地域情報の発信とネットワークの構築

平成18年11月25日

特定非営利活動法人よしたー山古志
設立代表者
住所 新潟県長岡市山古志種苧原2643番地1
氏名 小川   茂